初心者向けFX用語解説
FXを始めたばかりだと、専門用語が多くて難しく感じるかもしれません。今回は、初心者でも理解しやすいようにFXの基本的な用語をシンプルに解説します!
目次
- 1. FX(外国為替証拠金取引)とは?
- 2. 通貨ペア
- 3. スプレッド
- 4. レバレッジ
- 5. ロット
- 6. Pips(ピップス)の見方
- 7. ロスカット
- 8. テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
1. FX(外国為替証拠金取引)とは?
FXとは「Foreign Exchange」の略で、外国の通貨を売買して利益を狙う取引のことです。
例えば、「1ドル=100円の時にドルを買い、1ドル=110円になった時に売れば10円の利益」という仕組みです。
ポイント
・通貨を売ったり買ったりして利益を狙う
・24時間取引可能(平日のみ)
2. 通貨ペア
FXでは通貨を「ペア」で取引します。たとえば、
- USD/JPY → アメリカドル(USD)と日本円(JPY)の組み合わせ
- EUR/USD → ユーロ(EUR)とアメリカドル(USD)の組み合わせ
覚え方
・左側の通貨(ベース通貨)を「買う」か「売る」かを決める
・右側の通貨(カウンター通貨)は交換の基準になる通貨
3. スプレッド
スプレッドとは「買う時の価格」と「売る時の価格」の差のことです。
例えば、1ドルを買うのに100.02円、売る時は100.00円だとすると、その差0.02円がスプレッドです。
ポイント
・スプレッドが狭い方がコストが低い
・業者によってスプレッドが異なる
4. レバレッジ
レバレッジとは、少ない資金で大きな取引ができる仕組みです。
例えば、1万円の資金で「10倍のレバレッジ」をかけると、10万円分の取引が可能になります。
注意点
・利益も大きくなるが、損失も大きくなる
・無理なレバレッジは避けることが大切
5. ロット
ロットは取引量の単位です。業者によって異なりますが、
・1ロット = 10万通貨の場合、1ロット買うと10万通貨分の取引をすることになります。
初心者向けの目安
・最初は少量(0.1ロットなど)で始めるのがおすすめ
6. Pips(ピップス)の見方
Pips(ピップス)は、FXで使われる最小の価格変動単位です。日本円を含む通貨ペア(例: USD/JPY)では「1pips = 0.01円(1銭)」となります。
例えば、USD/JPYが110.00円から110.05円に変動した場合、5pipsの値動きがあったことになります。
ポイント
・Pipsで値動きを計算すると、通貨ペアの動きを簡単に把握できる
・他の通貨ペア(例: EUR/USD)では「1pips = 0.0001」となる場合が多い
7. ロスカット
ロスカットとは、損失が一定額を超えた時に自動的に取引を終了する仕組みです。これにより、資金がゼロになるのを防げます。
ポイント
・自分で「損切りライン」を設定することも重要
・ロスカットに頼りすぎない
8. テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
テクニカル分析:チャート(値動きのグラフ)を使って売買タイミングを考える方法
ファンダメンタルズ分析:経済ニュースやデータを元に通貨の動きを予測する方法
初心者へのアドバイス
・まずは簡単なテクニカル分析から学ぶのがおすすめ
まとめ
FXは最初こそ難しそうに感じますが、基本用語を理解すれば取引の流れが見えてきます。まずは少額で取引を始め、徐々に経験を積んでいきましょう!